日本柔術

ISBAでは塾長が創始した日本柔術(甲陽水月流)を必修としています。国際セミナーにおいてはこの日本柔術を参加者全員が履修し、交流を深めます。

日本柔術の内容

日本柔術は江戸時代の武士や庶民の護身術として発達しました。さまざまな流派がありますが、ISBAでは、それらを総合的に再編集した制定形を稽古します。

日本柔術の構成

日本柔術の技法は本体となる逆取と逆投の形を初伝・中伝・奥伝に分け、それぞれ20本、合計60本で構成されています。その上にさらにさまざまな道具を用いた技が数多くあります。

日本柔術の技

日本柔術は護身術であるため、競技を行いません。形稽古で技を習得していきます。当身や関節技を瞬時に決め、取り押さえます。投げ技も豊富で、投げて終わる形、投げて蹴る形、投げて締める形などがあります。

日本柔術の理念

日本柔術は非力な者が強力の暴漢から身を護る武術です。「柔よく剛を制す」という理念のもと、海外では多くの女性が稽古をしています。老若男女、すべての人が稽古できます。